2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧
京都へ行くたびに泊めていただいたり、ご案内いただいたりするmakiさんというお友達がいます。そのmakiさんがここ最近毎回連れて行ってくださるのが、makiさんちから歩いてすぐの、この「吉田屋料理店」。でした。 木造の町家を改装したお店は狭い狭い路地の…
ISBN:4167142597 ↑はてなの引用システムを使っているのですが、同じシリーズでも画像があったりなかったりするのだな? 7巻はあまり印象に残る話がなかったなあ。多少溜飲が下がる感じなのは「はさみ撃ち」か。好々爺になってる元盗賊の家に間男…実は盗賊が…
6冊目。 この本では「大川の隠居」というはなしが好きでした。既に引退した、年老いた盗賊が、腕試しに鬼平のとこから煙管を盗んで…。最後は平蔵に諫められるのですが、「とっつぁん」と呼びかける平蔵がとぼけていて暖かいんだわ。 「狐火」では、これでお…
前に大絶賛だった「長めのいい部屋」の方の文庫化新刊を発見。迷わず購入。(かわいいので文庫化される前らしい絵本の方をリンクしています) (長めのいい部屋読書記録→)http://d.hatena.ne.jp/ka_ya/20050821/p1 最近自分で買う「漫画」はこれか猫村さん…
4巻まで読んで止まっていた鬼平再開?です。ああ一日一冊ペースになるな。この本は。あっという間に読めるのですがオモシロイのだよなあ。 読む前の印象では、鬼平こと長谷川平蔵はもっとえらそうな人物だったのですが、本の中では庶民的、出来たお方ですが…
ISBN:4101338116 夏目漱石の絶筆「明暗」のつづきを書いて完結させてしまった作品。なんせ漱石である。作者本人も批判はもとより覚悟の上で、自らが愛し、読みたかった「明暗」を仕上げている。 これを手に取ったのは、本格小説、私小説と読んだ水村美苗に興…
ISBN:4004303583 岩波新書。副題は「プラナリアからヒトまで」。発生生物学と呼ばれる学問の紹介書。プラナリア。あのにょろんとしたなめくじきのこみたいなやつ、あとトカゲのしっぽなんかの「再生」に関する話からはじまり、「発生」のメカニズムをのっと…
1973年の出版当時、上下巻あわせて400万部売れたという本。大規模な地殻変動により、日本列島が古代伝説のアトランティスのように沈む、という話。学者が頭脳を振り絞り、政府が頭を抱え、技術者が酷使され、密かに海外への交渉が続けられ、対立があり、仮説…
奥田英朗3冊目。これは…なんと言ったらいいのやら。フィクションである。でも設定は、ある。主人公は「ジョン」という名で、リヴァプール出身。ちょっと前までは世界的なポップスターだった。今は、日本人の妻「ケイコ」の実家が軽井沢に持つ別荘に来ている…
お借りした一冊。中身は「まえがき」に全部書いてある。エッセイ、対談、なぜか写真、人生相談、ライブ中の即興詩。本人いわくの闇鍋本。まあそんな感じでした。エッセイは「これ、マニアックすぎんなー」か「エッ?俺、そんなの書いていたっけ。忘れてた」…
以前、ブラジルの都市クリチバの都市計画本を絶賛したのですが、 http://d.hatena.ne.jp/ka_ya/20051124/p1 その立役者の元市長が書いた一冊。原題 Acupuntura urbana。 39章に分かれた短い文で、つれづれに都市に関するテーマを取り上げて行く。市場であっ…
文庫は上中下で3巻ですが一応上巻のリンクを→ 一日一冊読んで三日で読了してしまいました。ワタシとしては面白かった。宗教要素が主体の暗号解読モノ。歴史モノでもあるかな。そしてミステリーと。テンポがよく、読者を置いていかない構成で楽しめる。事件…