2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧
asin:B000BDJ4A8 今月はあまり本を読まなかった…というところで、これも本じゃないのですが。「わたしとボサノバ」というコンピレーションアルバム。選曲をしたBAR BOSSAの林さんという素敵なマスターさんが書かれた短編小説が、ジャケットについているので…
実は先週こいつが届いていた。どこもかしこも売り切れだったので、アマゾンで注文してずっと待たされていたのだ。さっき開けた。すごく組み立てたいのだがそんなことしてていいのか。いやいかんだろう。何かのはずみ?がないと手が付けられない気がします。…
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761523395/249-4495103-7861134 学会関連のWGで先生方が「クリチバ面白いよね」と話題にしていたのが気になって、Yさんにお借りしました。クリチバは現在人口160万人ほどのブラジル南部の都市。勉強不足。今ま…
およそ10年前のリリーさんのエッセイをまとめた一冊。電車の中で隣の人に覗き込まれたら、ページによっては「ひー」と赤面しそうな。いやページによってはというか85%くらいそんな(チン毛とか連呼…)。ほかバカタレントとバカ女子高生切って捨ててみたり。…
どこかの書評で絶賛されていたのを覚えていて、先日購入。面白かった。しっかりしていて丁寧で優しい小説。二つ目として頑張っている落語家、26歳の今昔亭三つ葉氏が主人公。他に主要人物はテニスコーチの従弟や、話し下手な美人や、大阪弁の小学生や、元野…
時間かかりました…。文庫上下巻。そんなに長くはないはずなのに、流し読みが出来ないのですよ。ぐぅっと入り込んで、見失わないように注意深く。そしてまたスチャラカスチャラカ謡っていたり、事件記録だったり、古文書風だったり新聞記事抜粋だったりの文章…
何かというとワタシ的永遠の王子様小沢健二氏による連載の第一話。「子どもと昔話を愛する人たちの季刊誌」『子どもと昔話』/小澤昔ばなし研究所の秋号に掲載されております。短いです。連載だしな。丸い星の上、「貧しい国」(このお話しのころの世界では…
あまり得意な作家じゃないのは相変わらず。ううーん。何が違うんだろうな。主人公は小さなまちに暮らす小さな会社勤めの独身女性。自分の住む町がリスボンに似てることに気付き、通りや停留場名、公園名をリスボンのそれになぞらえて空想を楽しむというか、…
ISBN:4041366127 「腸詰」に「そうせえじ」とカナが振られています。うわー。これもまた短編集。これまた一人称。幾つかは書簡形式。表題作「人間腸詰」はありえない!と思いながらも引き込まれ、最後あたりで何やら想像してしまってゾゾゾ。「空を飛ぶパラ…
ISBN:4041366119 怪奇幻想傑作選だそうで。いろいろ入ってましたが最初の「死後の恋」と表題作「あやかしの鼓」が秀逸。引き込まれた。少しおどろおどろしい描写もあるんだけれど、ホラーじゃなくて「怪奇幻想」なので大丈夫、という感じです。ロシア人女性…