2009-01-01から1年間の記事一覧
ほんと読書量が減っていることに気づく師走。http://tionne.blog71.fc2.com/blog-entry-380.htmlより 「続・読書家さんに聞いてみるこだわりバトン」 第2弾なようで「続」なのですが、第1弾よりこちらのほうが面白かったので。
ミーハーに購入。古田さんが、自らの経験をもとに語る人生訓。ページ数少ないので一気読み。普段ビジネス書・啓蒙書的なものは一切読まないので、その点からは新鮮な感じもしつつ、古田さんが書いてるんじゃなければ読まないかもなあ。 内容に違和感だとはか…
前回の「旅をする木」のあとすぐに買ったのに、記録しそびれておりました。1999年発行のこちらは、星野さんの遺稿集。1999年3月現在の未収録原稿を集めたもので、すこし内容が重複するものもあります。 オオカミの話、グリズリーの話、カリブーの話、鯨、シ…
1ヶ月以上もほっといてしまいました。 確かに最近小説など読めていないのですが… 専門書ばかり。週末あたりに数冊更新予定。
とてもよかった。 アラスカの自然に焦がれ、単身アラスカに渡り、アラスカ大学野生動物学部で学び、写真家となり、アラスカで生きることを選んだ星野さんが描く北の景色のエッセイ集。訥々とした語り口。はじめのほうの、手紙口調の文章に、単純ですが胸が締…
三浦しおん2冊目。箱根駅伝テーマの陸上ものということで、手を出す。先に言っちゃうと(ネタバレではないレベルだと思うけれど)、一年弱の練習で、未経験者含む最低限の人数で、本選に出られちゃうほど、箱根って甘くないでしょう!?!とは、思った。お…
blog(note)でさんざん書いておりました、京都の姉、高橋マキさんの著作です! わーわー どんどん ひゅーひゅー (すみません、ほろ酔いです)ヨソモノの勘違いや、東京人の思いこみを、ちらりと諫めていただきつつ、時間とお金がちょっぴりあって、京都で…
たまたまネットで行きあたったblog「片付けられない女魂」 http://katadukero.blog77.fc2.com/ がとても面白くて、思わず買ってみた1冊。本のサブタイトルは「負け犬OL・汚部屋片付け爆笑ブログ」…そしてまたこういうのいれるジャンル分けをしてないことに…
新刊書籍ばかり続いております。日曜日の魔女の一撃…(ドイツ語でHexenschuss)(和訳:ぎっくり腰)によりはからずも読書連休となっておりました。専門書も読んだよ。あとたまってた新聞も。とっておきたい記事は寝ころんだまま手で破り取りました…。で、川…
…論説、じゃないかなあ。。。blog「underconstruction」http://wireplants.cocolog-nifty.com/blog/を愛読しております。杉浦貴美子さんの「壁の本」。その名の通り、ひたすらに壁、壁、壁を撮影し、分類し、あたたかくコメントし。コラムを書き。 この本で…
最新短編集。待ち合わせ相手が遅れるよ、とメール連絡くれたときに立ち読みしていたので、そのまま購入。表紙は唐仁原さん。 S・キングをそれほど熱心に読んでるわけではないので知りませんでしたが、近頃短編は書かなく…書けなくなっていたそう。短編小説コ…
映画の「スラムドッグ$ミリオネア」の原作だそうです。例によって映画を観ていないので、差については述べられません…。 舞台はインド。クイズ番組「十億は誰の手に?」で13問連続で正答して優勝し、賞金を手に入れる権利を得た18歳の少年は、貧乏で、孤児…
父に借りました。フェルマーの最終定理(初めてTeX記法を使ってみる): 「3 以上の自然数 n について、となる 0 でない自然数 (x, y, z) の組み合わせはない」自分が初めてこの定理を知ったのはいつだっただろうかと考える。恐らく、高校か予備校の数学の授…
どこで情報を得たんだっけ…とにかくネットで見て、読みたいな、とamazon衝動買いの一冊。 十五少年漂流記ならぬ、十六おじさん漂流記。しかもノンフィクションだと言うのですもの!!!(だからジャンル「小説」はおかしいかも。ノンフィクションだとどれだ…
久々に小川洋子を買った。短編集。うすい。 巻末に、小川洋子のインタビューと、文章量多めな解説つき。 ふつうに小川洋子っぽいと感じた「海」は、婚約者の実家に、結婚の挨拶に向かう「僕」の話。婚約者泉さんには風変わりな弟がいて、ある楽器の演奏者だ…
グレイス・ペイリー読んだのは2冊目?…と日記内検索したら見つからず。(本棚には「最後の瞬間のすごく大きな変化」があるので、その昔読んだはずなのですが。。。)表紙がホッパーなのよね。 中は短編集。というか、グレイス・ペイリーは長編は書かなかっ…
名前は見たことある作家さんでしたが未読でした。短編集。これで直木賞受賞とは知りませんでした。6編は主人公の性別も年代もさまざまで、雰囲気すら違う感じ。1編1編違う作家であると言われたら騙されるかもしれないな。女性が主人公の「器を探して」「…
ロシア語通訳 故米原万里さんの一冊。タイトルのまんま。タイトル通りの話を中心に他もありのエッセイ集かと思いきや、違いました。最初から最後まで、パンツとふんどしの話。 勿論米原さんらしく、プラハの学校時代のエピソードを中心に、「下を隠す」恥の…
太田垣さんの画文。漫画ジャンルではない気がするので「其他」も入れておく。 いろんな職業の女性に話を聞いて、どうしてなったのか、どんなことするのかを紹介。女性誌か女性向け就職情報サイトなんかで死ぬほどありそうで目新しさもないものの、つい買って…
文庫版は今月の新刊。先日の給料日衝動買いの一冊。 「ひめごと」「ほころび」「ぬれぎぬ」…などなど、4文字の言葉がタイトルになった6編の短編集。伊豆高原へ向かう電車内で読み始めた1話目「ひめごと」の舞台が伊豆だったため、おおお、とはまったりし…
「暮しの手帖」の花森さん随筆。単行本初版は1953年。 いろんな随筆の集まりです。曰く「いわゆる家常茶飯について」、「それがどうした」、「未完成旅行案内」、「サラリィガール十戒」etc. 上手だよね。話題の選び方。時代錯誤感ももちろんありますが、負…
読み終えたのは一週間くらい前か?単行本通勤鞄に入れて持ち歩いてしまった。ものがたりはまだまだ続いていくかのような終わり方。青豆は本当にそうしなければならなかったのか?天吾はこれからどうやって生きて行くのか。まだ読ませて…と手を伸ばしてももう…
本屋で衝動買い。 「美味しそう♪」てよりも、うまそーーーなお店たくさんですよ。 行ったことない店ばかりなので(銀座の三州屋とか載ってましたが!)、のんびり楽しんで食べに行きたいです。デパ地下の片隅にあるカウンターの美味しいとことか、いいわいい…
江戸時代、実際に出版された「算法少女」という算数(数学)読本があるそうです。父に算法の手ほどきを受けた「千葉あき」というむすめが著したとされています。この小説は、実在する「算法少女」をもとに、架空の人物と実在した算法家とを登場させて創作さ…
前半は対談風。佐野さんが、どなたか名乗らない「ぼく」との対話の中で、どのような子供時代を送ったのか、友だちについてどんなことを考え、感じていたのか語る。合間合間に、佐野さんの地の文章が挟まる。自分を良く見せようなんてしていない、むき出しの…
ジャンル困るわ…。其他、かな。他にないか。 ラーメンズのもじゃもじゃ眼鏡のほうであるところの片桐仁が、いろんなものつくる工場に行って、見て、体験して、まとめたもの。ルポルタージュっていうのこういうの?わからん!…片桐さんの語調うつるよ!好き放…
流行りモノを読んでみました。 外国人に、日本で、日本語を教える「日本語教師」の体験談を漫画化したもの。単純なのだけれど、咄嗟に・かつ的確に説明出来なさそうな日本語について、さらさら解説してくれているのを見てるうちに、目を通しておこうかしらん…
面白かったー。 ラーメンズの「スタッフ」山田マチ氏。そのwebサイトでちら見していた「山田商店街」が一冊の本に!きっと日本のどこかにある、山田商店街の商店を舞台にした短編(とれたてのだるまを供するだるま食堂。ホンモノでいらっしゃる犬のおまわり…
新潮新書。歴史上のいろいろな肖像画から、そのモデルの病気や症状を類推しようとするお医者さんの試み。最もうならされたのは、レンブラントの「バテシバ」。彼女の左胸に見られるちょっとしたくぼみは、進行した乳癌であろうという説。これは確かに医者と…
ほぼ日経由の一冊。 …随分前に手に入れたのだけど、いま検索してみたら、読書記録につけてなかったみたい。…まあ読書というか。「ほぼ日」のコーナーに寄せられたあらゆる質問に、詩人谷川俊太郎が答える、という一冊です。 詳しく書いてしまうと、ネタバレ…