論説
新書(祥伝社)ですが写真たくさん。巻頭カラーもある(…レイアウトはどうかと思うけれど)。複雑な台湾の言語事情解説や、巻末の、台湾で使われる日本語特集などが、台湾初心者にはありがたかったです。台湾に生きている「日本」 (祥伝社新書149)作者: 片倉…
ミーハーに購入。古田さんが、自らの経験をもとに語る人生訓。ページ数少ないので一気読み。普段ビジネス書・啓蒙書的なものは一切読まないので、その点からは新鮮な感じもしつつ、古田さんが書いてるんじゃなければ読まないかもなあ。 内容に違和感だとはか…
…論説、じゃないかなあ。。。blog「underconstruction」http://wireplants.cocolog-nifty.com/blog/を愛読しております。杉浦貴美子さんの「壁の本」。その名の通り、ひたすらに壁、壁、壁を撮影し、分類し、あたたかくコメントし。コラムを書き。 この本で…
流行りモノを読んでみました。 外国人に、日本で、日本語を教える「日本語教師」の体験談を漫画化したもの。単純なのだけれど、咄嗟に・かつ的確に説明出来なさそうな日本語について、さらさら解説してくれているのを見てるうちに、目を通しておこうかしらん…
新潮新書。歴史上のいろいろな肖像画から、そのモデルの病気や症状を類推しようとするお医者さんの試み。最もうならされたのは、レンブラントの「バテシバ」。彼女の左胸に見られるちょっとしたくぼみは、進行した乳癌であろうという説。これは確かに医者と…
工学院大学後藤先生の本領発揮本。もとは文化庁に勤めてらした、建築史の先生です。痒いところに手が届く。近代建築、歴史的建築、魅力あるあの建物はなぜ残せないのか。日本と諸外国では何が違うのか。そもそも、建築やまちなみを「残す」とはどういうこと…
そして次に読んだのが、民俗学者宮本常一氏が、イザベラ・バードの旅行記を読み、内容を取り上げながら話した講演をまとめた本。『日本奥地紀行』は『日本紀行』の前の訳のときのタイトル。…というところで、いまさら原題を調べる… 「Unbeaten Tracks in Jap…
ジバランほか、そもそもはグルメサイトの主として知られてらっしゃるんじゃないか…の「さとなお」さんの本業・広告本。 http://www.satonao.com/ 有名どころでは、あの「スラムダンク」のありがとうキャンペーンを動かした方で、その模様もしっかり描かれて…
いろいろな切り口から、言葉と文化を解説してくれる一冊。 アメリカで「オレンジ色の車」と聞いたとき思い浮かべる色は?「Orange cat」では?…フランスで「黄色い封筒」と言ったときの「黄色」とは?…冒頭は「色」の話から。定量化出来ない部分で、辞書で覚…
タイトルが悪い気がするけど、しょうがないのかな。米原万里さんの、晩年の講演3つかな?をまとめたもの。「不実な美女か貞淑な醜女か」なんて2冊も同じの買っちゃうくらい(単純に間違えた)読みまくっていた(たとえとしても間違い)米原さん。新聞のコ…
父とワタシでえらく気に入っている浅田次郎「天切り松 闇がたり」の…なんというか、解説、ファン向け読本みたいなもの。シリーズ3巻までしか文庫化されてないけど、もう4巻目も出てるらしいのだよなー。天切り松読本 (集英社文庫)作者: 浅田次郎出版社/メ…
AMAZONに載ってた、出版社からの内容紹介抜粋。だいたいこんな本。 勝つためには一流の選手を集める、そのためには資金が必要、というのが、球界の常識。その常識をくつがえしたのが1997年に35歳でオークランド・アスレチックスのGMに就任したビリー・ビーン…
ISBN:4004303583 岩波新書。副題は「プラナリアからヒトまで」。発生生物学と呼ばれる学問の紹介書。プラナリア。あのにょろんとしたなめくじきのこみたいなやつ、あとトカゲのしっぽなんかの「再生」に関する話からはじまり、「発生」のメカニズムをのっと…
雪の結晶の研究で著名な物理学者中谷宇吉郎さんのエッセイをあつめた「岩波少年文庫」。すっごく面白かった。雪の結晶の実験に関する話は読んだことあったかな、と思いましたが、とにかくそれ以外も文才があって、真摯に物理学に取り組んでらして、視線が暖…
ワタシと同じ、いやそれ以上の野球好きSちゃん(同い年♀。生粋G党)が「面白いから」と押し付けるように渡してくれた一冊。確かに面白かったです。去年〜今年にかけてプロ野球で勃発した球団統合、1リーグ思想、球団経営もしくは日本プロ野球界の抱える問題…