2006-04-24 鬼平犯科帳5/池波正太郎 小説 時代 4巻まで読んで止まっていた鬼平再開?です。ああ一日一冊ペースになるな。この本は。あっという間に読めるのですがオモシロイのだよなあ。 読む前の印象では、鬼平こと長谷川平蔵はもっとえらそうな人物だったのですが、本の中では庶民的、出来たお方ですが。しかし盗賊たちも鬼平にすっかり心酔して密偵として働くようになる、というパターンがえらい多いのな。寝返りすぎじゃないか。などともちょっと思ったり。 この巻で印象に残ったのは、あれです。芋膾。池波正太郎ってばほんと美味しそうなものを描くのがうまい。