2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧
もー浅田次郎が書きたかったから書いたんだろうな。それだけ。あ、ラスベガスカジノツアーに出かける人は読んでおいていいかも。 というラスベガスのカジノを舞台にしたものがたり。スロットで大金当てた赤の他人の日本人男女とアメリカ人元軍人。マフィア。…
7編の短編集。池田小学校の事件をきっかけに書いたという一つめの話は親友を喪う小学生の男の子の話。それを皮切りに一話一話、何かを喪った人たちが立ち直る、という流れになっている。人が死んだり何かを喪ったりする話が悲しいのは当たり前で。でもやは…
読むぞー。と本屋に行ったらこれしかなかったので、これ。これね、単行本だったら買わないと思う。でもけなしてるワケではなくて、文庫でフルカラーで、この値段(476円)この内容ていう点では素晴らしい一冊だと思う。ただな。軽いからな。中身。薄いし。 …
エッセイ。なんだなんだ。川上弘美食わず嫌いだったのだろうか。いや食って嫌い、だったはずなんだけど。でも読むほど好きになっているかもしれない。とにかく本当にゆったりだ。最近読んでる女性作家だと、小川洋子も本当にゆったりなんだけど、あっちはも…
本じゃなくて雑誌ですが。やー。面白かった。フジモリさんの既刊本はほとんど読んでるし、日本人建築家の住宅で住んでみたい筆頭はニラハウスだし。バイト先の関係で初の建築作品集「野蛮ギャルド建築」に直筆サインもらったのはワタシが一番だし。だし。 た…
今年2月〜3月に行われたシンポをまとめた1冊。シンポで面白いと感じた雰囲気が結構そのままに編集されており。公営住宅標準設計・51Cと「nLDK」。戦後から現代に至るまでの集合住宅プランニングにおいてどんな変換や解釈がされてきたのかをそれぞれが語り…
ロシア語で書くウクライナの作家。新潮クレストブックの新しめの一冊。タイトルと表紙に惹かれて購入。ジャケ買い?。憂鬱症のペンギンと暮らす売れない小説家が、新聞に載る著名故人の追悼記事を書くようになって、気付けばいろいろ巻き込まれ…というお話。…
新刊発売前に既刊を読んどこうと購入。ありとあらゆるものに「トリツカレて」しまう男ジュゼッペと遠い国から来たペチカのラブストーリー。人語を解すはつかねずみも登場。 常軌を逸した「トリツカレ」方や言葉を話すねずみは夢物語だけれど、魅力的なまちの…
この方との出会いは春に訪れた京都。makiさんに連れられて行ったお店でいただいた大山崎山荘での展覧会チケットと、makiさんにいただいた「天使突抜一丁目」という本。 プロのマリンバ奏者であり、古い着物を集めて、そして着ている方であり、文章も書かれる…
もうじき、いしいしんじさんの新刊が出るらしい。 楽しみでしょうがない。http://www.mao55.net/gohan/main38.htmlムーミンシリーズは昨日再読終了。ムーミンパパや友人達が活躍の後半の数編もいいけど、最初の方の「たのしいムーミン一家」「ムーミン谷の彗…