2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

十角館の殺人/綾辻行人

長編は初めて読む作家。年末を過ごすために、東京駅のBOOK GARDENでこれと水村美苗の「本格小説」を買いました。このまえの坂口安吾で、俄に推理小説熱が復活。帯に「BOOK GARDENオススメ」とあって「孤島の館で起こる事件の数々ー映像化不可能!!と言われる…

モロッコで断食(ラマダーン) 上・下/たかのてるこ

普通の会社員…の方の、学生最後の卒業旅行の旅行記、です。だから会社員(東映!)になる前の話。卒論を書き終えて一人で旅に出る。パリからスペイン、そしてモロッコ、サハラ砂漠。スペインで誕生日に着の身着のままでスキーをしたり、モロッコで襲われたり…

貴婦人Aの蘇生/小川洋子

久々の小川洋子。朝日文庫の新刊をふと手に取ったら、解説が藤森照信!思わず買ってしまいました(藤森照信:建築史家・建築家・破天荒な先生)。主要な登場人物は大学生の私、伯母のユリア…もしくは皇女アナスタシア、ボーイフレンドのニコ、剥製コレクター…

マドンナ/奥田英朗

単行本のときに結構褒められていて、気になってた一冊の文庫化。すべて40代のサラリーマンが主人公の短編5つ。異動してきた超好み!な部下にときめいたり、一匹狼な同期に悩んだり、子供の将来を心配したり、慣習化した癒着をどうにかしようとして大変だった…

ターン/北村薫

同じ一日を繰り返す話、なんだっけ…とググってみつけた本。交通事故に遭った主人公が、ある一日に閉じこめられてしまう。世界でただ一人だけ。来る日も来る日もひとりきり。ひゃー。読ませるんだけど、ある変化が起こるまでの数ヶ月というのは勿論毎日描写が…

走れ!タカハシ/村上龍

高橋慶彦。カープの名選手。そして今はロッテのコーチですよ!いえ、読むまで、そんな70〜80年代の名選手だったとは存じ上げませんでした。名前は聞いたことあるような…くらいで。しかし連続盗塁王とか33試合連続安打の日本記録とか、大活躍だったのですな。…

サマータイム/佐藤多佳子

先だって読んだ「しゃべれども しゃべれども」が面白かったので、デビュー作というのを手にとってみた。子供が主人公の短編集。あ、でも全部繋がってるお話。こういうの何て言うんだっけ?アンソロジー?小学生の僕。ひとつ上の美人でヒステリー気味な姉。片…

スキップ/北村薫

北村薫を読んだことがないと言ったワタシの誕生日祝いに、友人がくれました。筋書きだけは知っていた一冊。たくさん売れてたよね?本屋でよく見てたと思う。でもなんとなく未読だった作家さん。結論から言いますと、すごくよかった。面白かった。気持ちの良…

不連続殺人事件/坂口安吾

ISBN:4041100135 画像リンクがなかった。よかった。いや、手元に貸していただいたのは昭和62年発行第29刷なので、たぶん後になってこの表紙なのだと思うんだけど…。イヤな感じなんですよ。これが。すごい。貸してくれた人も「たぶんうちの本棚でも一二位を争…

四国はどこまで入れ換え可能か/佐藤雅彦

うわー。やってしまいました。新潮文庫「四国はどこまで入れ換え可能か」はマガジンハウス「ねっとのおやつ」の文庫化ですからー!よくよく見たら帯に「ねっとのおやつ 改め」って書いてありましたからー。 というわけでダブリ買いをしてしまった。よかった…

東京の話 地の巻/種村季弘 編

ISBN:4480021027 昭和初期の東京に関するいろんな人のエッセイや小説を集めたちくま文庫の一冊。復刊フェアだそうで、絶版だったのがまた出ているみたい。「上野・浅草」だったり「板・橋・川」だったりテーマや場所で括られた章立て。大正15年なんて時代の…