2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

鬼平犯科帳 21/池波正太郎

細川峯五郎がまた探索方に戻ってくるきっかけとなる「泣き男」から始まって6篇。「瓶割り小僧」は平蔵若き日に、そこいらの悪ガキだった少年が盗賊となって捕らえられたところから始まるちょっと珍しい話。 「麻布一本松」は前巻「助太刀」から繋がるんだけ…

鬼平犯科帳 22 特別長編 迷路/池波正太郎

いま最後4冊をまとめて感想書いているのでアレですが、この巻が一番の傑作だと思いました。全編にわたる緊張感がたまらない。鬼平の魅力と、部下たち、密偵たちとの厚い信頼の揺るぎなさが、素晴らしいのですよ。ここまで20冊以上読んできたがゆえに登場人…

鬼平犯科帳 23 特別長編 炎の色/池波正太郎

長編の前にひとつ「隠し子」。平蔵の父に隠し子がいた…ということで23巻目にして平蔵の異母妹が登場ですよ。びっくり。関係を明かされぬまま役宅へ引き取られた妹お園は、長編「炎の色」でも活躍、という筋書き。 峰山の初蔵という侮れない男や、荒神の二代…

鬼平犯科帳 24 特別長編 誘拐/池波正太郎

鬼平、最終巻。…てことを意識せずに読み始めてしまって(なぜか勘違いしてこれが23巻だと思っていた)、長編の最後が「作者逝去のため未完」になっていたときの衝撃と来たら!!電車の中で「嘘っ!」と叫びそうになりましたよ…。長編の前に「女密偵女賊」「…

妖怪研究家ヨシムラ

http://4koma.livedoor.com/creator/profile/c00043.html 読書なのか?違うな。でも「読んで」ます。たまに。ネット上での漫画です。4コマ漫画。週一くらいで更新かな…よくわかってない。 何人かの漫画家さんが参加されているのですが、この人のこれが一番…

鬼平犯科帳20/池波正太郎

読書記録がちょっと偏ってきたかしら。近頃江戸づいております。鬼平も20冊目。…ああ終わるのが惜しい。終わったら読み返せばいいか。勿論まだ一通り読み終えていないのに読み返してはいないのですが、この巻の「助太刀」という話、あれ、なんか前に読んだ?…

ときめき砂絵?なめくじ長屋捕物さわぎ/都築道夫

ISBN:4875191413 時代モノです。時代小説好きなお姉さんたちとお会いしたときに、話題に出た「なめくじ長屋」シリーズ。たくさん出ているのだけど、何が最初なのかわからず、テキトウに入手…角川文庫と光文社文庫で出ているのかな。混乱。 鬼平と全く違って…

鬼平犯科帳19/池波正太郎

そして黙々と鬼平。ちまちま記録しているのは、勿論後で読み返すときにどの巻にどの話しが入っているのかわかるようにするため。のハズだったけど、あまり中身に触れてないな最近。「霧の朝」に出てくる桶屋の女房「おろく」は好きなキャラです。美人で威勢…