鬼平犯科帳6/池波正太郎

新装版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)
6冊目。
この本では「大川の隠居」というはなしが好きでした。既に引退した、年老いた盗賊が、腕試しに鬼平のとこから煙管を盗んで…。最後は平蔵に諫められるのですが、「とっつぁん」と呼びかける平蔵がとぼけていて暖かいんだわ。
「狐火」では、これでおまさはいなくなってしまうのか残念。と思ったら戻ってくるのですね。いいんだけど、拍子抜けした。