monkey business vol.1 野球号
柴田元幸さん責任編集の文芸誌。創刊号は「野球号」。そりゃ買うでしょう。
小川洋子(トラキチ)と柴田元幸(横浜ファン)の対談は面白かった。にやにやしました。ふつーに野球ファンの会話だものな。で、そのあと、柴田さんの「オースター、ノーマン、ファレル」というエッセイ。アメリカ文学作家の、ベースボールへの傾倒ぶりが、これまたたまらない。これなんの心理なんだろうなー。作家が野球好きだとなんか嬉しいよ。勝手に。
あとはまあ、野球にまつわるものいくつかの他は、翻訳ものも含む、文芸誌で。幾つか飛ばし読み。雑誌だしな。岸本佐知子さんて知らなかったのですが、「分数アパート」確かにすごいです。>ゆうこさん
中ではやはり柴田元幸訳「血」/シェリー・ジャクソンが面白かった。これもまたすごい話。