かなえられない恋のために/山本文緒

解説漫画を伊東理佐が。
なんつーか…なタイトルの本読んでしまいましたが。山本文緒って殆ど読んだことないので、小説との差はよくわからず。1993年、31歳の著者が書いた「恋愛エッセイ」の、二次発行(とかいうらしい)。現在46歳となった著者の、言い訳(悪い意味でなく)と解説つき。いろいろ手を加えての再版のようです。
まあ普通かな、あんまり残らないかな、と思ったのですが、でもこの方の恋愛観・生活観みたいなものがごく一般的かと言うと、そうでもないとも言えて。つまり、あまり違和感を覚えず読んだってことは、考え方が似てるのかしらん。
33歳のわたしが考えてたことは、確かに書いてあったかな。たとえば、30歳にでもなれば…ひとは歳をとれば、「自然とおとなになる」って思ってしまっていたよね。とか。そうは行かないんだなあ。