優柔不断術/赤瀬川原平

優柔不断術 (ちくま文庫)
なんで池澤夏樹とか青木玉とか浅田次郎とか書いてて先に赤瀬川原平か。って、ワタシの読書は2冊以上の併読というのがよくあるからですな。はい。というわけで今鞄には文庫が3冊入っている。無駄に重いです。
赤瀬川さんは、藤森照信氏の「ニラハウス」の施主として知ったくらいですから、まだまだ全然ファン歴は甘いのですが、しかし路上観察学会トマソン老人力新解さんなどなど、一気に手を付けて読破しております。ラブです。このおじいさんに。読書好きのくせになかなか読まない新聞小説も、この方の連載のときだけは毎日むさぼるように(?)読んでおりました。とにかく好きなんだー。
優柔不断術、は文字通り。人生における、いや全宇宙における優柔不断について、赤瀬川さんがあーでもないこーでもない、いやいや、それはとにかくとして、いずれそのうち、とりあえずビール2本くらいで…とこれまた「決断」を避けてというかのらりくらりとよけて語るわけですよ。のんびりしますわ。