「優柔決断」のすすめ/古田敦也
ミーハーに購入。古田さんが、自らの経験をもとに語る人生訓。ページ数少ないので一気読み。普段ビジネス書・啓蒙書的なものは一切読まないので、その点からは新鮮な感じもしつつ、古田さんが書いてるんじゃなければ読まないかもなあ。
内容に違和感だとはか特になく、なんだろうな、おのれを知ることから、常に最大限の準備をすること、可能性を探ること、情報を得て、実際に試してみること…なんかを松井やイチローをたとえに出しての野球での例示はわかりやすい。落合さんも結構出てきます。あと青木が一箇所くらいかしら。野球ファンのための本ではないので、誰もがわかる選手に言及してるんだろうなあ、と理解しつつも野球ファンとしては物足りなかったり。笑
一流のアスリートなら誰もがそうなんだろうな。試合に際して、それまでの練習…準備をぬかりなく、怠りなく、自分の出来る最大限の努力をして、臨むこと。他にも、監督やコーチの求めているものは何か、自分を認めて貰うためにすべきことは何かを貪欲なほどに考え実行するとか。
もうやるべきことはない、というくらいに研究して、考え抜いて、本番に臨む、そこまでの境地にいたことって、正直ないなあと顧みる。今日からそうします、なんて無理なのは承知なので、まずは姿勢くらいは真似してみようか。
- 作者: 古田敦也
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/10/16
- メディア: 新書
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