此処彼処/川上弘美

新刊書籍ばかり続いております。日曜日の魔女の一撃…(ドイツ語でHexenschuss)(和訳:ぎっくり腰)によりはからずも読書連休となっておりました。専門書も読んだよ。あとたまってた新聞も。とっておきたい記事は寝ころんだまま手で破り取りました…。

で、川上弘美の随筆。相変わらず手応えなし。前も同じこと言ってましたね。
http://d.hatena.ne.jp/ka_ya/20090416

同様に、流し読み用かなー。ちょっと通り過ぎた美味しそうだった寿司屋や、ふらりと入ったら料理本だらけで素敵だった本屋だったりが実名で出てくるのがなんかよいですが。(行ってみたくなりますよ)
あとはこの前のよりも、より私的…か。自分のこと、自分の好きな場所、自分のきらいなこと、自分の幼少時代の思い出なんかが軸に語られる。熱く滾るナニカとは無縁な感じの川上さんですが、空腹にはすこぶる弱い、てのは納得行くような。

此処彼処 (新潮文庫)

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