体験のあと/ガイ・バート  訳:矢野浩三郎

この「体験のあと」は途中まで読んでほっといてしまっていたのを読了。貸してくれた人がいろいろ説明濁していたわけがわかりましたよ。これ最後まで読むと、全然感想が変わるというか、もうジャンルが変わる(大袈裟か)。ものすごくうまく行っているかというと微妙だけど、種明かしをしたら、その微妙な面白さも消し飛ぶので、なしの方向で。
…なしの方向で感想書くの難しいかな。
アメリカの高校生達が、学校行事をさぼって、使われてない校舎の地下室に潜入し、数日間を過ごす計画を立て、実行に移す、その物語と、途中途中に挿入される別の登場人物たちの描写。最初はその切り替えがわからなくて読みづらかったのだけれど、途中からなんとか。文章が若干稚拙な気がして、それは訳が悪いのか?とも思ったけれど、結論としては、あの訳であの感じの文章でよかったのね、と思いました。…やはり感想書くの難しいわ。

体験のあと

体験のあと