思い出したら、思い出になった。/糸井重里
ほぼ日の、トップに書かれてる「今日のダーリン」「ダーリンコラム」からの選りすぐりをまとめた一冊。
教訓ぽいのはイヤだけど、言葉の魔術師というか(クッサイなあ)、なんつうか、糸井さんの言葉だからか、重たくなくて、やらしくなくて、だいたいしっくりくる。たまに登場する犬のブイヨンも、あざとくなく、犬であり、犬である。犬のまま。 なに言ってるんだ。
幾つか、ココロに残った言葉が。
あとでもう一回読もう。
「ほぼ日」でも読んだ記憶があって、でも笑ってしまったのは、赤鼻のトナカイの呪文です。
デモッソ・ノッ・トッ・シーノ
http://www.1101.com/books/Je_me_souviens/index.html
好きだったのをいくつか。
生まれ変わったら誰になりたいか、
ということについて考えたとき、
「山下洋輔さんなら……」と思ったことがあります。
尊敬する人、好きな人はたくさんいるけれど、
生まれ変わってみたい人というのは他にいませんでした。
よいことわるいことに関係なく、
終わりということをを考えるのは、
必ず、なにかのはじまりです。