野球の国/奥田英朗

スゴイタイトルだなあ、と、先日の「延長戦に入りました」を買うとき隣にあったのを一緒にレジへ。
こちらは最近、2000年入ってからの、「野球観戦目的のひとり旅」エッセイ。最初が、シーズン前のキャンプを見に2月の沖縄へ飛ぶってんだから羨ましいです。ちょーーーー楽しそう。やりたい。ワタシが行くならば勿論ヤクルト目当てだけど、きっと他にも数チーム来てるから、レンタカー借りて幾つかの球場回ったりするのだ。いいなあ。今の仕事している限り、入試シーズン・年度末な2月3月に長期休暇なんて無理だけど。ほか、東北や四国の地方開催試合を見に行くんだったり、マスターズリーグやファームの試合も交えて、日本各地、果ては台湾で行われたホークス-オリックス戦だったり。奥田氏、野球観戦以外は食事がホテルのルームサービスだったり(名物も食していますが)、時間さえあればマッサージを受けていたり、かなり内向的?なのですが、でもでも楽しそう。単純に、野球観戦好きにとっては羨ましくて楽しくて、いつかやってみたい旅日記でした。
というわけで、普通に知ってる球場はあまり出てこないのだけれど、先月最初で最後に訪れた広島市民球場、そして台湾のくだりは、会場が台北の天母球場(会社員時代仕事で行った)が出てきて。ちょっと「知ってる」喜びも味わいつつ。
気が付けば今年のペナントレースも終わり。来季こそはCSで盛り上がりたい燕ファンです。真中、度会の引退に涙の秋。

野球の国 (光文社文庫)

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