鬼平犯科帳8/池波正太郎

ISBN:4167142600
鬼平8冊目。「用心棒」「明神の次郎吉」は鬼平らしいイイ話。よしよし、という感じ。西の盗賊に陥れられる話はなんだっけ、やたら同心の身内が殺されるのがなあ。まあとにかく兇賊の簡単な描写として「一家皆殺し」みたいなことよく出てきますが。。。←「流星」だ。
最後の話で佐馬が妻を娶るのにびっくり。へー。そんな展開かあ。と。佐馬之助は平蔵と同年代の設定だよね?けっこうおじさんなのだが。短編のタイトルはそれぞれひねりが効いていたりするイメージなのが、この「あきらめきれずに」って、なんか意外だと思いましたよ。