小さなスナック/ナンシー関 リリー・フランキー

小さなスナック (文春文庫)
ふたりの、最初で最後の対談集。対談だから交互に喋ってるわけなのだけど、発言の頭についてる「リリー」「ナンシー」を何となく読み飛ばしてしまうもんだから、「リリー」が喋ってるつもりで読んでると、「ナンシー」の発言だったり、その逆も何度も。文章に直すと、言葉遣いが似てるのか。ニュアンスだろうか。間だろうか。いやFカップ、とか連呼されればそれはわかるんだけど。
ワタシの、主に年上の友人たちにはナンシー関信者が多い。彼・彼女らによると「ナンシー関が生きていれば!」「きっと的確かつ明確なコメントをつけてくれるはずなのに!」というシチュエーションは日常生活において頻繁に起こるらしい。わかる、気はしていたけど、ワタシなそんなにナンシーさんをわかっていなかったみたい。そしてこれ読んですこーしわかったかと。軽いけど、面白かった。
個人的には2人が耳かきについて熱く語っているところに加わりたかった。耳かき好きです。ファイバースコープの欲しくなった。
そしてナンシー関は本当に突然、若くして亡くなってしまったのだな。ああ。