前に表紙を目にして気になっていた本を、このあいだABC行ったときに購入。そう、表紙は軍艦島です。そして舞台も廃墟と化した無人島。長崎の沖。そのもの。というわけでリアルにあの圧倒的かつ不穏で神秘的な空気を記憶に蘇らせながら読んでみました(なんでリアルな記憶があるのかについては秘密です←今更何を)。
恩田陸は数冊読んでおりますが、幾つかの作品に登場する関根春くんが出てきます。無人島で発見された謎の3人の遺体にまつわるミステリー。島に降り立った二人の検事が推論を展開。まあまあ読ませる…んですが、まあ短すぎたなあ。通学電車片道で読み終わってしまって、あれ、それだけ?と物足りない感じでした。