終戦のローレライ1、2/福井晴敏

終戦のローレライ(1) (講談社文庫) 終戦のローレライ(2) (講談社文庫)
あ。文庫化されてる。と思って2冊購入して…文庫が全4冊で、続き2冊は来月半ば発売だなんて!。2巻目で終ると思って読み進めて、ラストが「続く」とあるときのこの気持ちときたら…。なんてことするんだ講談社
というわけで読み終えてないのに書いてしまいます。
1巻では、あまり盛り上がらず。出来事が淡々と述べられるのみの印象。2巻目の2章、3章になってようやく人物像が描かれ、最終兵器ローレライの悲しい出自と秘密が明らかになり、迫力の、しかし痛ましい戦闘が展開されます。終戦間近の日本・潜水艦による戦闘小説。今のところ。
描写はたまにまどろっこしかったりもするのですが、おかげで登場人物の行動のいろいろな面が説明されてもいる。今のところ納得して読んでいます。
映画の宣伝もそろそろされはじめており。でもサイトを見てみたら、ちょっとストーリーは変わってるようで。重要人物と思っていたフリッツは出てこないみたいだし。