真夜中の五分前−five minutes to tomorrow side-B/本多孝好
で、読みました。Side B。しかしまさか帰りの片道電車で読み終えるとは。IWGPシリーズでさえちょうど往復だったのに。なんでしょう。字もページも少ないのだけど、内容も薄い…とワタシは感じてしまいましたよ。(薄くても分冊ってのは狙いらしいですが)
話はSide Aの2年後くらい。冒頭すぐに「え、そういう話なの」とすぐ読める展開なので、それをどう料理するんだろう、という読み進め方になるんですが。淡々と物語はつづき。二度の恋人の死だとか双子の恋人だとか、そういう特殊設定があまり特殊に見えないのは、百歩譲ってこの人の筆力なのかもしれないけれど、結末もあまりに拍子抜けで。主人公も魅力的でなくて。盛り上がりませんでした。個人的に。
補足:本田→本多 訂正しました。。。