2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

夏から夏へ/佐藤多佳子

前に随分と好きだった作家さん。最近の読書再開で、何か出てないかと本屋で探して見つけた一冊。ほんとはこの方の小説読みたかったけれど、これはノンフィクション。男子のリレー競技に密着取材してる。2007年世界陸上大阪大会、08年北京五輪に向けた日本代…

箱庭図書館/乙一

短編集。予備情報なしで読み、何やら苦手な文体で苦しんだ。 いま検索してみると 「本書は、一般公募「乙一小説再生工場」で小説のネタを集め、乙一がリメイクするという試みから生まれた、新しいかたちの小説」 ということなので、元ネタを加工してこうなっ…

夜のピクニック/恩田陸

名作と呼ばれてるものを読んでみた。遠い記憶。オットに聞いたら、この夜行遠足は茨城の行事で、オットの高校も規模は小さいが似たようなことをやっていたと聞き驚く。青春である。 ナルニア国のくだりが印象深く、この小説もそうなところはありそうだ。もっ…

さようなら、オレンジ/岩城けい

本屋で帯に惹かれて手に取った。このタイトル、この表紙だけではスルーしていたかも。 オーストラリアで暮らすことになる難民女性の成長を綴る物語。いろいろな拙さ、危うさがあるけれどその中にある強さがよい。さようなら、オレンジ (ちくま文庫)作者: 岩…

夜中にジャムを煮る/平松洋子

平松洋子さんのエッセイ、初めて読んだ。すこし文章がうるさいのだけれど、ごはんの話し、どれもおなかがすきそうな勢いがある。 木浦での食は、実体験あるので面白く読みました。とりあえず七輪も買いたくなった。夜中にジャムを煮る (新潮文庫)作者: 平松…

とりあえず

最近またすこし小説やエッセイを読み始めた。一時期は本当に読まなかった。 専門書は読むけれど、読んでも読んでも読むべき本は山積みで、趣味のものなんて読む暇ないと思ってしまってた。 でもやっぱりそれだと頭が悪くなるというか。 仕事の本は読まねばな…