2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

あたまのなかにある公園。/糸井重里

このとき↓ 2008-10-28 - kaya的読書記録 以来の糸井さんのエッセイ。ほぼ日に書かれているものをまとめているので、読んだことあるのが多いのですが、まあ買ってしまう。小説じゃなくてエッセイがいい。押しつけがましいのは苦手。にやりとしたい。内容がな…

吉田屋とヒント/吉田裕子

京都のとても素敵なお店「吉田屋料理店」の裕子さんが書かれた一冊。3月末に行ったときにお店で購入。 「ちょっとかわった器のコレクション、旅先の美味しいものの話、旅にまつわる話をたくさんの写真とともに書き下ろしました」 …のご紹介通り。台湾、韓国…

オリガ・モリソヴナの反語法/米原万理

翻訳家米原万理さんの初小説。エッセイはたくさん読んでいましたが、小説は初。 チェコのプラハ・ソビエト学校で過ごした小学生時代…というのは米原さん本人がエッセイでさんざん書かれていたご本人の体験そのままの設定。そこで出会った強烈な教師オリガ・…

わたしいる/佐野洋子

小説…でいいのか。佐野洋子さんの、自叙伝的な部分もあるのだろうか、挿画もたくさんの一冊。こどもの体験、思い、想像。「あの頃はこうだった」ではないです。こどもの目線の、こどもに起こる出来事が短編で綴られる。あざとさなんて微塵もなく、なんだろう…

京都の精神/梅棹忠夫

まーた時間があき過ぎて、何を読んだっけこの間…となっておりますが、思い出せるところで。梅棹さんの本を何か一冊、と春先に出掛けた大阪民博での展覧会で買ってきた一冊。 京都についてひたすら語る講演の記録がメイン。 京都という都市の、その特徴、意味…