2006-01-28から1日間の記事一覧

緋色の記憶/トマス・H・クック 訳 鴻巣友季子

訳者あとがきにあった「雪崩を精緻なスローモーションで再現するような」(とアメリカで評されているというくだり)、おお、言い得て妙!そういう小説でした。ミステリ…と括っていいのかな?物語は、過去の一点に向けて回想をめぐらして収束していく形式。か…